実技試験終わったーーー!

このタイトルを書けたということは‥

やり切った!感覚と自分なりに完成した作品を作れた!という、少しの自信が自分の中にあるということだと思う。

試験を終えて、学校に戻り、試験課題の作品2点(レイヤーカットとオールウェーブ)を見ていただき、大丈夫だろう!というコメントをいただいた。

今年の春頃から、試験に対する不安と緊張が膨らみ始め、自信もないし、どうやって、今後を乗り切るか!?頭で考える前に、練習しろー!って、どっかから聞こえてきそうで笑

年齢を言い訳したくないけど、身体の負荷は、思った以上にキツく、最初の頃は、太ももが攣ったり、指もよく攣った。髪の毛、コーム、ハサミなど細かいものを見ることで、老眼も進む。

私は、通信生なので、通学の日数は少ない。技術も中々上手くならない、成長しない、このままではまずい!と思い、家での練習を増やしていった。動画を見たり、今までのやり方と比較して、完成品に近付ける練習を何度もした。

若くて器用で、ササっと仕上げられる仲間もいる。羨ましい‥いや、私は、私のペースで頑張れば良い!皆んなに追いつくには、やはり家での練習だ!と思い、頑張った。

でも、頑張ってるのに‥上手くいかない時がほとんど。練習してるのに、前回より下手‥何で〜と嘆いて、よく床に寝そべって、ちーんとなっていたこともしばしば笑

上手くいかないから、試験のことなんて考えると緊張は高まるばかり。

カットの練習は、ハサミとコームを持つと、その緊張が顕著に現れる。

練習の時間計測でも、「作業開始!」の合図が入ると、緊張が高まり、コーム10センチにハサミを合わせてカットする時、まず、ハサミが震えて、コームの目盛り10センチに合わせられない笑

こんなんでどうするんだ!本番!

オールウェーブの作品の方は、作業が仕上げに近づくと、しゃがんでカール(ちなみに、この時作るカールの名前は、クロッキノーカール)を作るのだけど、その一段上のカール(メイポールカール)の時は、かなり大股に足を左右に広げ、四股を踏む体制。その後、しゃがんで最後のカール(クロッキノーカール)を作る。もーこの時には、膝が痛くて、本当は、座る体制は、無理なはずだけど、試験の頭になると、それをやってのけていた。すごい、私の身体。

でも練習を終えると、膝が痛む

肩も痛い

このまま、試験に臨めるのか!?

直前でのリタイアは嫌だ

正に、交感神経マックスが続いていたと思う。

思い返すと、私、今まで、ずっとこれをやって来た。頑張っちゃう、無理をする、そして、身体が動けなくなる‥繰り返ししていたことを、思い出す。

でも、今回は、違った気がする。

腰、膝、肩‥諸々、訴えて来ることに、真正面から向き合った。

痛みの恐怖のようなものは、以前と比べて感じなく、痛みの部位に対する思いやりと、試験間際の頃は、毎日、毎晩、特に膝に対しては「ごめんね、ごめんね、負担掛けてごめんね、頑張って支えてくれててありがとう」と言いながら、オイルを塗っていた。

身体の痛みは、私の頑張り過ぎる動きのストップモーションになってくれていた。

一緒に一緒に、頑張って、試験当日を迎えた。

試験前に倒れることなく、当日を迎えられ、試験に臨めた。

私の身体に、本当に本当に感謝だ!!

よくやった!

試験の日、夕方、さっきまでの土砂降りが止んで夕日が美しい‥