通信生の学生も年に2回、一週間集中的に座学と技術の勉強をする。月曜日から金曜日まで、たった5日間ではあるけれど、さすがに片道2時間近い通学を5日間続けるのはきついと思い、ホテルに宿泊して、通学した。至近距離の安いホテルを予約して、出来るだけ節約。考えてみれば、主婦になって、5日間も家を空けるのは、初めて‥あっ、過去に一度ありましたなぁ、その話はまた別の機会に。
おかげさまで、夫は快く?!送り出してくれるので(お互いさま、笑)とてもありがたい。それでも家を空けるので、迷惑にならないように、出来るだけのことはして、感謝の気持ちは忘れずに!
とにかく、荷物が多い。通常の宿泊の荷物の上に、座学のテキストが重い‥その上に、技術練習用のマネキン、上履き、その他備品がかなりかさばるし、重い‥出来るだけ大きなスーツケースに詰め込んで、出発した。ここにも、夫の駅までの送迎をお願いした。やはり、助かる。とても、一人では、こんな早朝のデカくて重い荷物を持って、電車、新幹線と乗り継いで行くことは、中々のこと。
座学は、保健、香粧品、衛生、関係法規、技術。机に向かって、じっと先生の講義を一日聞き、ノートに取る、ひたすら、聞き、ノートに取る。科目の終わりには、すでに国家試験の模擬テストをする。この繰り返しは、週の前半は、頑張れたけど、さすがに最終日は、あくびの連続だった。
もちろん、技術も途中2日ほど授業があった。スクーリング前の授業で、全く上手く出来ないループに入り込んでしまい、さすがに、家で練習を何回して、臨んだので、なんとなくスムーズに進んだ。
スクーリング最終日、座学はヘロヘロだったけれど、最後の授業の技術で、先生から、「良いですねー取り掛かりが早いことはいいですよ〜」と褒められた。ここで、私のやる気スイッチが入った。「ありがとうございます〜先生のその一言が、私のモチベーションが上がりまーす!がんばりまーす」単純な乗りだけど、これ大事!
今回の授業で、学んでる仲間が期を超えて、混ざり合っていたので、年齢の幅も大きかった。16歳から私まで‥つまり孫?!の年齢の子達とも同じ講義を聞いていた。年齢幅は違えど、目的が同じ!わからないところは、聞き合ったり、一緒にお掃除したりした。16歳の子達は、高校に行きながら美容学校に来ている。提携されていて高校卒業時には、美容師資格を持って就職出来る。憧れの先輩の話をしてくれた。目が輝いていた。両方なので授業料が少し高いことを言っていたので、ついつい、おばさん?いやおばあちゃん笑は、「お父さん、お母さんに感謝だねー」ってつぶやいていた。おせっかいの一言だったかな。純粋に応援したいと思った。
人生は、いろんな生き方がある、目の前のレールを轢かれた道だけが、歩く道ではない。それはその時判断出来なくても、必要な時にちゃんとその道は開かれる。授業中、ずーっと後ろで無駄話をして授業の妨げになっていることに気づかない?気づいていた?いずれにしても、彼女たちも、何かに気づくことが、また輝く人生に繋がっていくんだろうなぁと感じた。
この一週間は、美容学校の勉強以外に、私を応援してくれる友人達が、夜ご飯に付き合ってくれたり、スーパー銭湯に連れてってくれたり、皆んなの愛をいっぱい感じることが出来た。皆んな!ありがとう‼︎
美容学校に行き始めたことで、新たなたくさんの愛に気づき始めている。
大切に〝今〟を過ごして行きたい‥